ハリー・ポッターと賢者の石

01年／米　監督：クリス・コロンバス　出演：ダニエル・ラドクリフ、アラン・リックマン、エマ・ワトソン
男前：ルパート・グリント

　これで景気も上昇か？低迷する株式市場を救う新たな救世主は実写版のび太だった！ダンス・ウィズ・メディア！という事でハリポタ映画初日オールナイトに行って来ました。ハスに構えたような事を言っておりますが、正直前日からドキドキして眠れなかったくらい楽しみにしていた私。素直じゃなくてごめん。

　先ず11／30日、きっちり仕事を早退して5時半くらいに新宿ミラノ座前に。すでに先行部隊として並んでいたやまこさん、nanashiさんたちと合流。ていうか先頭だよおい！ちなみに開場は11時。この日は気温10度くらいで風強し。モノがモノだけにもっとフィーバーしている人達が前日くらいからギッシリ詰め掛けているかと想像していたんですが（SWみたいに）、さすがに冬なだけあってそんなアホん子は少なかったようです。しかし映画1本のために仕事を蹴っ飛ばしてきた（いや一応終わらせてはきたのだが）大人に怖いものなどない！堂々と先頭に陣どり、さらに後から合流してきたitchさんらと萌え上がりながら開場を待ちました。途中私はあまりの寒さに耐え切れずコンビニで500円くらいのバーボン買って飲みつつ待機。眠くなったら嫌だなと思ったんですが、寒いのですぐに酔いも冷めてしまいました。ピュアなファミリー映画の看板の前で瓶ごと安酒をかっくらう私。穢れてルンバ。
　会場には当然のようにグッズコーナーがどーんと設置。財布握って速攻です。でもお金ないので買ったのはきんちゃくとストラップのみ（両方とももちろんスリザリン）。スネイプ先生フィギュアがあったらしいが、購入できず。くそうローブめくりしたかった。先着のプレゼントは巨大ポスターでした。両面印刷になっているのですが、なんと裏面は鏡面印刷。凝ってる。あとは12時と同時に鳴らすクラッカーとコーラorポプコンの引換券（使わなかった）をもらいました。実はオールナイトバージンだったのでこういうオマケにちょっとドキドキ。お祭り騒ぎ大好きｖ

　さてはて映画の中身ですが予想通り英国のコスプレ・クイーン、アラン・リックマン姫は素晴らしかった！色っぺ〜。ちなみに期待していたパンチラですが、ローブの下にズボン穿いていやがったので拝めず（あたりまえだ）。でも生足チラ（スネ毛付き）はバッチリ拝見。眼福眼福。あとキャラクター的に素晴らしかったのは双子とオリバー・ウッドキャプテン。キャプテンやたら爽やかで無駄に美形です。体育バカだと思っていたのに…。しかも天然ぽいほんわかキャラ。期待の双子も美麗。声がボーイソプラノだよ〜。クイディッチのシーンで棍棒（ビーターの持ってる）を「やったぜ！」てな感じでガツーンと合わせているのが可愛かった。クセ毛のパーシー監督生も純情系でナイス。ウィーズリー家は自宅をホストクラブに改装すれば金持ちになれると思います。
　そして最も惚れたのはロン。恐ろしくおっとこ前。まるで鶴田浩二のようだ。コドモなのに本気になってしまいそうです。任侠の香りのする11歳。「ハリーの兄ィ…後は頼みましたぜ…」「ロン！わりゃあしっかりせいやぁ！」「兄貴…ワシの事は置いて、さっさとあいつのタマぁ取りに行ってつかぁさい…ワシは兄貴の男に惚れたんじゃ…ここまでお供させていただいて…ぐふっ」「ローーーン！」ちゃらり〜（すんません）。とにかく表情豊かで、可愛いが芝居はマズい（…ごめん）ダニエル君を差し置いて輝いていました。今後の活躍にも期待。ハーマイオニーもエステラ・ウォーレン子供版みたいな濃ゆい美少女で可愛かったー。ちなみに密かにハーマイオニーとロンがくっつかねーかなと思っています。純情カップル。ハリーの彼女はチョウ・チャンがよいな。
　

　全体的にはやはり原作読んでないとしっくりこないだろうという部分が多かったですが、あれだけのイリュージョンを見せてもらえたんだから原作読者としては文句は言わん。監督もクリス・コロンバスで正解だと思います（チェスのシーンは妙にギリアムしてたが）。おもしろかったですよう。これからもっとスネイプ先生がヤな奴になる事を期待してます。