クイーン・コング

76年/伊=英=仏=独 監督:フランク・アグラマ 出演:ロビン・アスクウィズ
ルーラ・レンスカ、クィーン・コング


 劇場で観ました。クインクインクインクインクイ〜ン♪もちろん吹き替え版上映。今回は馬鹿映画(誉めてる)を見る時のベスト面子であるザ・グレート・ネモトさんと獣神サンダー・カナタさん、そして新たな映画メイトになって下さった(よね…?)ダイナマイト甲斐さんとご一緒。やはりこのテの映画は話の分かるメイト(ハナメ)と行くのが一番です。ちなみにカナタさんは映画が始まる直前までネモトさんにハメられ「トゥームレイダー」を観るのだとばかり思い込んでいたらしく、最初の広川第一声と同時に座席で固まっていらっしゃいました。
 もうしょっぱなのツカミからして最高!というか広川太一郎様が最高!最初の一言で爆笑が起こった(座席すいてましたが)映画なんて『親指スターウォーズ』at東京ファンタ以来だわ(お前全然映画観てないだろ)!ネタバレにならない程度に挙げると「槍はヤリ過ぎよぉ〜」「ちらーん」等、ハートを鷲掴みにされるワード連発。このぉちょんちょん!国宝だね広川様は。主人公の名前がレイ・フェイという辺りから気負いのなさ全開のたまらんヌルさ(本家キングコングのヒロインを演じた女優の名はフェイ・レイ)。フェミニズムを大義名分にしてパツキンねえちゃんの乳と尻を見せまくる西川口オヤジスピリッツ大爆発の下世話さ(監督の写真見たらまんまスケベハゲでしたよ)。100円ショップダイソーのおもちゃをそのまんまデカくしたような素晴らしい怪獣たち。ビキニライン見えまくり(笑)のクイーン・コング(格闘スタイル:極真)!そこここに散らばる底の浅い映画ネタギャグも時代を感じさせてOK!(分かり易い所でジョーズとかエクソシストとか)
 
 話はまああってないようなもん(というか「キングコング」参照)ですが、サドの女監督(手回しカメラ所有)が世紀の傑作を撮るためにヒッピー男・レイを拉致ってクイーン・コングの伝説のある南の島(コンガを踊る島ラザンガ)に出向き、色々大変な目に遭ったり遭わなかったりというストーリーです。しかし見ている途中からもちろんそんな事はどうでもよくなり、画面いっぱいにローアングルで映し出されるホットパンツの尻やらビキニの乳なんかに温泉のように気持ちよく浸る事が出来ます。現地アマゾネスに夜襲をかけられる女ばっかの映画撮影隊。もちろん夜だからみんなブラパン一丁やネグリジェで大騒ぎだ!でも周囲は明るいぞ!白夜があるのか?南の島のくせに…。

 そしてこの映画のかなり高い鑑賞ポイントとして、映画史においても貴重な「女による男へのレイプシーン」(未遂)がある事が挙げられます。別に教習所どっきりボーイが襲われた所で私、嬉しくもなんともありませんが、まあ悪い気はしません。問題のクイーン・コングはとても可愛かった。かなり典型的尽くす女というか日本人好みの性格だと思います。私も男だったらああいうタイプを嫁にしたいね!巨大団地妻!マヌケな主題歌が耳から離れないまま(あの歌詞の和訳は合ってんのか?)大盛り上がりで劇場を後にしました。


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