ラットレース

01年／米　監督：ジェリー・ザッカー　出演：セス・グリーン姫、ジョン・クリーズ、キャシー・ベイツ

　池袋シネマロサにて鑑賞。いやあめちゃくちゃ面白かった！正直あまり期待していなかったので感動もひとしお。ジョン・クリーズが出ているだけでも初級パイソニアンとしては嬉しいのですが、なんてったってセス緑。ウェイトも落としてチビ度倍増、小脇に抱えて連れ帰りたくなるようなミニマル・ビューティーぶりを発揮。役柄はバカ兄弟の兄（他に説明のしようがない）。自分が可愛いのを分かっているとしか思えないバンビーノの瞳（突っ込み不用）で気球からぶら下がったり池に落ちたり大奮闘です。弟と××に入って濡れ濡れで濃厚な××したり公衆の面前で辱めを受け瞳をうるうるさせたり荒くれ男どもに柔肌をいいようにされてしまうシーンが目白押しで、思わず私のハートもノーマルヒルでＫ点越え。

　もちろん映画的にもＳＮＬとモンティのいいとこどりみたいなブラック＆下品ジョーク満載で永遠のハートオブ男子中学生オオシマンは大満足。やっぱりギャグ映画と言うからには死にネタ、下ネタ、不謹慎ネタは5秒に1回は盛り込まないと。ジョン・クリーズもハリポタでの不完全燃焼を挽回したまんまモンティキャラな大富豪を好演。Ｍｒビーンも思ったほど酷くなかったし、キャシー・ベイツのカメオ出演も爆笑ものだし気持ちよく観賞できました。コメディはいいね！それにつけてもセスグリーン可愛い……いかん！洗脳されてる！ミニモニ。およびミニモミ。（超人気ＡＶシリーズ。コンセプト及び内容は各自推測のこと）に血道を上げる人々の気持とはこういうものだったのか。嗚呼このままロードオブザリングとか経由して「ちっちゃいのがすき」な人になってしまうのか私は！いかん。別にそういう趣味を否定はしないがそれはいかん。なんか有事の際にお母さんとか泣いちゃいそうだし。近所の人にやっぱりねえとか言われちゃいそうだし。こうなったらバトルフィールド・アースの半端巨人トラボルタ星人でも観て中和させるか？ああそれにしてもセスグリーン可愛い。ボストンバッグに詰めて山手線一周してみたい。もうダメ。